いよいよ、最終盤に入りました。
本日、左官工事が無事に終わり、漆喰で仕上がりました。
吊戸になっていますが、ソフトクローザー機能付です。
天井のクロスはこれから。
室内側はウォールナットの床板と中央部には琉球畳が入ります。室外側はミモザのヘリンボーンです。写真では養生されていてわかりませんけど(;^◇^;)ゝ
元の床板が見えています。工事で汚れてしまってますが、帰りに水拭きしてきました。
最終は19日にクリーニングの予定ですが、ちゃんときれいにしておかないとダメですよね。
キッチンからリビング部分もまた床板が違い仕様になっています。
リビング側はオークのパーケットの市松貼りです。キチン側はミモザのヘリンボーンです。こう見ると、ちょこっとした事でまた雰囲気の違いがあるのですよね。
全景が写せるとよくわかるのですがm(_ _;)m
手間がかかる分だけ美しい。
最終で全景を撮れればご紹介したいと思います。
現在、施工している現場は改修しながらどんどんと古くなっていく(笑)いわばエイジング(経年変化)仕様の改修です。
壁には昔使用した足場の板を貼り、刷毛でわざと斑を出したように塗装したものです。
床はミモザのヘリンボーン貼りです。今はなかなかないですね。
写真の向こうに見えるのは、施主様直々に海外から買い付けたアンティークドアです。全部で4か所分納品されましたが、1本〇〇万円もするらしいです。
新年あけました。HPも新装開店です。(内容と公開のタイムラグお許しください。)本年もよろしくお願いしますm(_ _)m。
さて、昨年に引き続き。
イメージがわかるように、一番簡易な方法とすればカラースキームなる実際に使用する仕上げ材を各所別で表示する方法です。
色や質感がわかればお客様もイメージしやすく、特に賃貸物件のように、あまり費用をかけたくない場合にはいいのかなと思います。
どこのどの部分にこんな材料を使って仕上がるかがわかったところで再び大家さんのところへ。
「Proveの中村です。本年もよろしくお願いします。室内の仕上げについてはこのような感じで良いかと思います。」 「わかんないから任せるよ!プロがみていいな!と言うものならそれでいいから~。」 =( ̄□ ̄;)⇒(どんな物にするか出しってって・・・去年・・・) 「承知しました。これで行かせてもらいます。」 「いつごろできるかな~?」「明日からはじめる?明日からでいいよ!」 …llllll(-_-;)llllll 「まだ、注文いただいてませんし\(-_-;)、ご契約をいただいてから準備含めて1週間後ぐらいかと思います。工事のほうは発注ということでよろしいのでしょうか?」 「いいよ!何日くらいでできるの?なるべく急いでね!たのむよ~!」 「ありがとうございます。早急にご契約の準備をしてお持ちします。作業の準備も並行して進めますのでよろしくお願いします。!(^-^ゝ」
ということで無事に1/20より工事着手にむかうのでした。ん~長かった(>▽<;;
ここまでのやり取りが特に面白かったので会話形式に記載してみました。
今回、紹介するリフォームは、通常、原状回復といわれる賃貸住宅のリフォームですが、通常は現状通りに、壁紙は白ぽい色のものが貼られます。賃貸住宅の場合、多くは量産品が選ばれるからです。確かに、物件が新し良いうちはそれでも良いのでしょう。しかしながら、10年、20年とたってくるうちに資産価値は下がり、特に他と遜色なければ、新しい物件に向いてしまします。では、それに対抗しようと、最新設備の導入となると!それでは多額のコストがかかてしまいます。下記の写真を見比べてみてください。
改修後の写真です。
木部(枠廻りや幅木、廻縁など)を白色をに塗装し、天井を少しトーンを落として落ち着いた仕上がりに。
壁を一部(玄関から入って正面の壁)をオレンジ色に変更し明るく、温かいイメージへと。
改修前の写真です。
黒っぽい枠廻りに白い壁で古っぽいですよね。まぁ20年以上たってますから古いのは当然ですが(;^_^A
どおですか?具体的には通常通りの原状回復のクロスの貼り替え時に量産物と呼ばれている白いクロスに一部カラークロスを取り入れるだけ。クロスの価格は1㎡あたりで100円~の単価UPで出来てしまいます。写真の物件では12㎡だけですから1,200円でイメージがらり。古くなったキッチンの扉にシートを貼ってしまえばきれいになってしまいますし、(大体3万円~)、枠廻りの塗装を合わせればご覧のとおりとなる訳です。
素材にこればお金はかかりますが、色の変更だけなら比較的、安価です。
確かにお金をかければ良くはなりますが、ちょっとした工夫とデザインで費用対効果の高いリフォームができるのです。
「いや~綺麗になったね~!見違えちゃったよ!なんか新しい家に来ちゃったみたい!ありがとうね~!」
「喜んでいただけて、こちらこそありがとうございました。<(_ _)>」
「今度は入居者の紹介、頼むね~!」
( ̄Д ̄;;
2月20日に第6回中古住宅・リフォームトータルプラン検討会が開催された。2011年2月9日にスタートした検討会は約一年を経て最終的な決定・公表はこの3月に予定されている。
「新築よりも中古住宅やリフォームに重心を徐々に移していく」
国土交通省住宅局長の川本正一郎氏は今年2/20に開催された第6回中古住宅・リフォームトータルプラン検討会でこのように語った。3月中には国土交通省としてトータルプランを決定・公表する予定だ。いよいよ国が本腰をいれて動き出す。
中古住宅・リフォームトータルプランは2010年6月に閣議決定された新成長戦略の一環。検討会を約1年重ね、案が完成する。国はこのプランに基づき、20年を目標に施策を積極的に展開する予定。
トータルプランは大きな柱ごとにそれぞれの取り組みを示す。「中古住宅流通市場の環境整備」「リフォーム市場の環境整備」「既存住宅ストックの質の向上の促進」「中古住宅流通・リフォームの担い手の強化」「住環境・街並みの整備」の5本柱となる。
施策の多くはこれから具体的な内容を検討するとされている。13年度までに「既存住宅を長期優良住宅等として認定・評価するための認定評価基準、評価手法等の整備」といった具体的な目標をあげたものもあった。宅地建物取引業者と住宅施工者との連携を強化する施策の一部などは、12年度の予算要求の概要に盛り込まれている。
3月発表されるトータルプランはこれからの住宅業界がどのように変わるか示す地図のようなものになるのだろう。